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パクチーの楽しみ方

「パクチー」はタイ語

一時のブームからすっかり定番のハーブになったパクチー。

日本では、学術上、セリ目 セリ科 コエンドロ属「 コエンドロ」となるようです。
ポルトガル語の「coentro (コエントロ)」が語源です。

英語では「coriander」(コリアンダー)。日本でも、パクチーブーム前にスパイスとしてカレーやマトン料理に愛用していた方も少なくないですね。

中国名は「香菜(シャンツァイ)」。これは主に生の葉っぱ(ハーブ)の呼び名。種子は漢方生薬&スパイスの「胡荽子(こずいし)」と呼ばれているようです。

フランス語では「coriandre(コリアンドル)」。
フランス語の別名「ペルスィ・シノワ(persil chinois )」は、直訳すれば「中国パセリ」です。

日本語はカメムシの臭いがする草だから「カメムシソウ」という呼び方があるそうです。今ではパクチーの匂いは分かるけど、カメムシの匂いはしらない、と言う人も結構いるように思います。
そのうち、カメムシはいい匂いがする虫、ということになってしまうかもしれませんね。

 



 

パクチーの楽しみ方いろいろ

パクチーはタイ料理、ベトナム料理に合うことは当然ですが、和食にも意外と合います。

おうどんに入れると、フォーのような感じが楽しめますし、焼きそばにいれるとパッタイ風な味が楽しめます。
蒸し鶏をショウガとミョウガで和える際に、パクチーを添えると爽やかな香りが食欲をそそります。
お豆腐に玉ねぎ、ワカメ、人参やトマトと一緒にパクチーを掛け、ノンオイルドレッシングなどで和えると、食欲のない季節でも、彩りも鮮やかで、香りが変わって美味しくいただけます。

ナンプラーやスイートチリとの相性も良いのですが、そこまでエスニックが好きではない方でも楽しめる味になります。

パクチーには、お肌に優しいビタミンC、ビタミンEとβカロチン、ビタミンB1、ビタミンB2といった豊富なビタミンに加え、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。

是非、上手に摂りましょう。

 



 

パクチーの保存法

パクチーを買ってきても、家庭では一束を使い切るのはなかなか難しいですよね。

1週間くらいならば、キッチンペーパーで根本に水分を含ませるようにすれば保存が効きます。とは言え、一週間で食べきれないことも多いと思います。

ご安心ください、パクチーは、冷凍でも保存が可能です。食べきれない、と思ったら、早目に冷凍か、乾燥にしましょう。新鮮なうちに処理した方が香りが残りやすいです。

冷凍する時は、水分をペーパータオルでしっかり取って、食べやすい大きさに切ってジップロックなどにいれましょう。
さすがにサラダに使用するのは難しいですが、焼きそばやうどん、ラーメンなどの軽食に入れると違った風味が味わえます。



 

パクチーの育て方

パクチーは強い植物なので、比較的育てやすいです。

種まきの時期は、春蒔き:3月~6月、秋蒔き:9月~11月です。
若芽は害虫が寄り付きやすいので、秋蒔きの方が育てやすいです。

パクチーの種は、固い殻に覆われていますので、発芽率は一般的な発芽率より低く、60%程度になっています。数時間~一晩、水に付けてから撒くようにすると、発芽しやすいので、お勧めです。
殻の中には、ふたつ種が入っています。殻を割ってから水に漬け、ふたつを分けて種をまくと発芽率は上がります。

パクチーは、根が太く広がらず、少しでも傷つくと素立ちにくくなります。必ず、土に直接種をまきましょう。

プランターで育てる場合、プランター用の土に種蒔きをします。種は、出来るだけ密集させて撒くのがコツです。若芽は柔らかいのでお互い支え合うのがいいのです。
種まき用の土は、特に使わなくても大丈夫です。使う場合はプランター用の土の上に、軽く種まき用の土をまき、種をまいて、その上からさらに種まき用の土を薄く掛けてあげて、土が乾かないよう、新聞紙などで覆ってあげるとよいです。

 

気温が高いとぐんぐん育ちます。若芽から本葉になったころには、15センチ間隔になるよう、どんどん育ちますので8号鉢だと一つくらいにしましょう。
間引きをします。半日陰でも育ちますが、日当たりが良い方が育ちます。少し目を離していると、花が咲いて、種が付きます。
種を取らずに放置していると、種が落ちてまた発芽し、一年中取ることができるようになります。

パクチーがお好きな方は是非育ててみることをお勧めします。

害虫は、アブラムジがびっしりつくことがあります。生で食べるものなので、農薬は撒きたくないですよね。
私の場合、様々なアロマオイルを薄めた液を土にかけてみた結果、シトロネラはやや効果あり、一番効果があったのはクローブでした。
他、試してないのですが、50℃のお湯をスプレーする、600㏄の水に台所洗剤2滴を入れたものをスプレーする、という案を見つけました。ご参考になれば幸いです。